ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(第17次)が公募開始されました。
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(第17次)の公募が開始されました。
申請締め切りは3月1日(金)17:00となっています。
今回は「省力化(オーダーメイド)枠」という新しい考え方の枠のみでの募集になっています。
募集における付加価値額、給与支給総額、最低賃金などは変更ありませんが、
設備の要件として
「デジタル技術を活用した専用設備(オーダーメイド設備)」の導入が要件となっていることが特徴です。つまりオーダーメイドでない設備は対象にならないことになります。
オーダーメイド設備はオーダーメイドやカスタマイズでのシステム開発も対象としています。
また補助金金額は以下のとおり事業再構築補助金並みの大型のものとなります。
従業員数
・5人以下 :100万円~750万円
・6~20人 :100万円~1,500万円
・21~50人 :100万円~3,000万円
・51~99人 :100万円~5,000万円
・100人以上:100万円~8,000万円
(さらに大幅賃上げかかる上限引き上げの特例もあります。)
補助率は会社の規模や金額の範囲により1/3~2/3となっています。
提出書類では大きな変更はないようですが、金融機関から借り入れを行う場合は金融機関の確認書を必要としています。
審査面においては「書面審査」の他、補助申請金額が一定規模以上の場合にオンラインでの「口頭審査」も行うとしていることも特徴です。
尚、補助申請金額が一定規模以上についての金額の明示は記載がありません。
今回対象とならないオーダーメイドでない設備は「設備・サービス高付加価値化枠」となり、公募要領は出ておらず詳細不明ですが、補助金額等従来と大きな差は無いようです。
これは「省力化(オーダーメイド)枠」や「グローバル枠」と併せ18次での募集を行うとしています。
17次に募集する事業者は18次には応募できないことも注意が必要です。
個別生産で生産設備を作っている企業にとっては大きな販売機会となり、
特殊な生産設備が必要な企業にとっては設備導入の機会となるかもしれません。
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